【plugin】『SchedulePress – Auto Post & Publish, Auto Social Share, Schedule Posts with Editorial Calendar & Missed Schedule Post Publisher』(versions 5.1.3 以下) Unauthenticated Full Path Disclosureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: SchedulePress – Auto Post & Publish, Auto Social Share, Schedule Posts with Editorial Calendar & Missed Schedule Post Publisher
  • 影響バージョン: 5.1.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Full Path Disclosure
  • CVE ID: CVE-2024-6557
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wp-scheduled-posts/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「SchedulePress – Auto Post & Publish, Auto Social Share, Schedule Posts with Editorial Calendar & Missed Schedule Post Publisher」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン5.1.3以下に存在し、未認証のユーザーがフルパスを開示できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストを送信することで、サーバー上のファイルパスが表示される可能性があります。

これにより、攻撃者はサーバーの構造やファイル配置を把握し、さらなる攻撃の足がかりとすることができます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインのエラーハンドリングにおける不適切な処理が原因で発生しました。

フルパス開示は、サーバーの内部構造を外部に漏らすことになり、攻撃者にとって有用な情報を提供してしまいます。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやテーマで発見されており、開発者はエラーメッセージの取り扱いに注意を払う必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン5.1.4にアップデートする必要があります。

アップデートを行わない場合、攻撃者にサーバーのフルパス情報を提供してしまうリスクがあり、さらなる攻撃を受ける可能性が高まります。

したがって、早急にアップデートを行うことを強く推奨します。

専門用語の解説

  • フルパス開示 (Full Path Disclosure): サーバー上のファイルやディレクトリの完全なパス情報が外部に漏れること。
  • 未認証 (Unauthenticated): ログインや認証を必要としない状態。
  • エラーハンドリング: プログラムがエラーを検出し、適切に処理すること。
  • 攻撃ベクトル: 攻撃者がシステムに侵入するために利用する手段や経路。

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