【plugin】『Waitlist Woocommerce ( Back in stock notifier )』(versions 2.7.5 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Waitlist Woocommerce ( Back in stock notifier )
  • 影響バージョン: 2.7.5 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-8724
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/waitlist-woocommerce/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Waitlist Woocommerce ( Back in stock notifier )」に発見されたReflected Cross-Site Scripting (XSS) 脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の入力が適切にエスケープされずに出力されることで発生します。

攻撃者は、悪意のあるスクリプトを含むURLをユーザーにクリックさせることで、この脆弱性を悪用することができます。

結果として、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトが実行され、クッキーの盗難やフィッシング攻撃などが行われる可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるXSSの一種です。

特にReflected XSSは、ユーザーが特定のリンクをクリックすることで発生します。

この種の脆弱性は、入力データが適切にサニタイズされない場合に発生しやすく、攻撃者がユーザーの信頼を利用して悪意のあるスクリプトを実行させることができます。

過去にも多くのWebアプリケーションで同様の脆弱性が発見されており、その影響は広範囲に及ぶことがあります。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン2.7.6にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行わない場合、攻撃者によるXSS攻撃のリスクが高まり、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性があります。

また、サイトの信頼性が損なわれることも考えられますので、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックすることで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性の一種。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化するための処理。
  • サニタイズ: 入力データを安全な形式に変換すること。
  • クッキー: ユーザーのブラウザに保存される小さなデータ片で、セッション情報などが含まれる。
  • フィッシング攻撃: ユーザーを偽のウェブサイトに誘導し、個人情報を盗む攻撃手法。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る