【Plugin】『Digital Publications by Supsystic』(versions 1.7.6 以下) Cross Site Request Forgery (CSRF)の脆弱性

WordPressのプラグインであるDigital Publications by Supsysticには、CVE-2023-5756という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、バージョン1.7.6以下で発見されており、現在は修正済みのバージョンは存在しません。

この脆弱性の種類は、Cross Site Request Forgery(CSRF)です。
CSRFとは、攻撃者がユーザーの代わりに意図しない操作を行わせることができる攻撃手法の一つです。
具体的には、攻撃者が特定のウェブサイトにユーザーを誘導し、そのウェブサイト上で攻撃者が用意した操作を実行させることが可能となります。

Digital Publications by Supsysticの脆弱性が悪用されると、攻撃者はユーザーのアカウント情報や個人情報を盗み出したり、不正な操作を行ったりすることができます。
例えば、ユーザーがログインしている状態で特定のウェブサイトを訪れると、攻撃者はそのログイン情報を利用して不正な操作を行うことができます。

この脆弱性を悪用されないようにするためには、Digital Publications by Supsysticのバージョンを1.7.6よりも新しいものにアップデートすることが重要です。
また、セキュリティ対策としては、信頼できるウェブサイトのみを訪れる、不審なリンクや添付ファイルを開かない、セキュリティソフトウェアを常に最新の状態に保つなどの対策を取ることも重要です。

WordPressのプラグインを使用している場合は、定期的なアップデートとセキュリティ対策の実施が必要です。
脆弱性が発見された場合は、速やかに修正済みのバージョンにアップデートすることが重要です。

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