【Plugin】『Jetpack』(versions 12.8-a.1 以下) Cross Site Scripting (XSS)の脆弱性

WordPressのプラグインであるJetpackには、CVE-2023-45050という脆弱性が発見されました。
この脆弱性は、バージョン12.8-a.1以下のJetpackに存在します。
幸いなことに、開発者はすでに脆弱性を修正したバージョン12.8-a.3をリリースしています。

この脆弱性は、Cross Site Scripting(XSS)という種類のものです。
XSSは、攻撃者が悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーのブラウザ上で実行させることができる脆弱性です。
これにより、攻撃者はユーザーのセッション情報や個人情報を盗み出したり、不正な操作を行ったりすることが可能になります。

Jetpackは非常に人気のあるWordPressプラグインであり、多くのウェブサイトで使用されています。
そのため、この脆弱性は多くのユーザーに影響を与える可能性があります。
したがって、Jetpackを使用しているユーザーは、できるだけ早く最新のバージョンである12.8-a.3にアップデートすることを強くおすすめします。

また、Jetpack以外のプラグインやテーマも同様に脆弱性を抱えている可能性があるため、WordPressサイトのセキュリティを確保するためには、常に最新のバージョンにアップデートすることが重要です。
さらに、信頼できるセキュリティプラグインの導入や、セキュリティの設定の見直しも行うことをおすすめします。

WordPressのセキュリティは常に重要な課題です。
脆弱性が発見された場合は、迅速に修正を行うことが必要です。
JetpackのCVE-2023-45050に対する修正済バージョン12.8-a.3のリリースは、ユーザーのセキュリティを確保するための重要な一歩です。

脆弱性情報を受け取る