【Plugin】『Featured Image Caption』(versions 0.8.10 以下) Cross Site Scripting (XSS)の脆弱性

WordPressのプラグイン「Featured Image Caption」には、CVE-2023-5669という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、バージョン0.8.10以下で発見されており、現在は修正済みのバージョンは存在していません。

この脆弱性の種類は、Cross Site Scripting(XSS)です。
攻撃者は、この脆弱性を悪用して、ウェブサイトの管理者やユーザーに対して悪意のあるスクリプトを実行することができます。
具体的には、Featured Image Captionプラグインを使用しているウェブサイトのキャプションに、悪意のあるコードを埋め込むことが可能です。

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はウェブサイトの管理者やユーザーのセッション情報を盗み、不正な操作を行うことができます。
また、ユーザーがウェブサイトを閲覧する際に、攻撃者が用意したフィッシングサイトに誘導することも可能です。

現在、この脆弱性の修正済みバージョンは提供されていません。
したがって、Featured Image Captionプラグインを使用しているウェブサイトの管理者は、注意が必要です。
セキュリティ対策としては、プラグインのアップデートがリリースされるまで、一時的にプラグインを無効化することを検討することが重要です。
また、ウェブサイトのユーザーに対しても、不審なリンクやメッセージに注意するよう呼びかける必要があります。

WordPressの脆弱性は、ウェブサイトのセキュリティに大きな影響を与える可能性があります。
したがって、ウェブサイトの管理者は定期的なセキュリティチェックとアップデートの実施を行い、脆弱性を最小限に抑える対策を取ることが重要です。

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