【Plugin】『GiveWP』(versions 2.33.3 以下) Cross Site Request Forgery (CSRF)の脆弱性

WordPressのプラグインであるGiveWPには、CVE-2023-4246という脆弱性が発見されました。
この脆弱性は、バージョン2.33.3以下に存在しており、2.33.4で修正されています。

この脆弱性の種類は「Cross Site Request Forgery (CSRF)」です。
これは、攻撃者がユーザーの代わりに意図しない操作を行わせることができるというものです。
具体的には、攻撃者が特定のウェブサイトにユーザーを誘導し、そのウェブサイト上でGiveWPの操作を行わせることが可能となります。

この脆弱性により、攻撃者はユーザーの寄付金額や受取人の情報を改ざんしたり、不正な寄付を行ったりすることができます。
また、ユーザーのセッション情報を盗み出すことも可能です。

幸いにも、GiveWPの開発者はこの脆弱性を認識し、2.33.4で修正を行いました。
したがって、ユーザーは最新バージョンにアップデートすることで、この脆弱性から保護されることができます。

WordPressのプラグインを使用している場合は、定期的なアップデートの確認と適用を行うことが重要です。
また、セキュリティ対策として、信頼できるソースからのみプラグインをダウンロードし、不要なプラグインは削除することも推奨されています。

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