WordPressのテーマ「Envo Extra」には、Cross Site Request Forgery(CSRF)という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、1.8.4未満のバージョンで発見されましたが、1.8.4以降のバージョンで修正されています。
CSRFとは、攻撃者がユーザーの代わりに意図しない操作を実行させることができる脆弱性です。
具体的には、攻撃者が特定のウェブサイトにユーザーを誘導し、そのウェブサイト上でユーザーの意図しない操作(例:パスワードの変更、データの削除など)を実行させることが可能となります。
Envo Extraの1.8.4未満のバージョンでは、このCSRF脆弱性が存在していたため、攻撃者による不正な操作が可能でした。
しかし、1.8.4以降のバージョンでは、この脆弱性が修正されており、安全性が向上しています。
WordPressを利用している場合は、Envo Extraのバージョンを1.8.4以上にアップデートすることを強くおすすめします。
また、他のテーマやプラグインにおいても、定期的なアップデートを行うことで、セキュリティ上のリスクを最小限に抑えることができます。