【Plugin】『ApplyOnline – Application Form Builder and Manager』(versions 2.5.2 以下) Broken Access Controlの脆弱性

WordPressのプラグインであるApplyOnline – Application Form Builder and Managerには、CVE-2023-46080という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、バージョン2.5.2以下で発見されており、現在は修正済みのバージョンは存在していません。

この脆弱性の種類は「Broken Access Control(アクセス制御の破損)」です。
具体的には、このプラグインにおいてアクセス制御が正しく機能せず、認証されていないユーザーでも機密情報にアクセスできる可能性があります。

この脆弱性を悪用されると、攻撃者は機密情報を取得したり、不正な操作を行ったりすることができます。
例えば、個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータが含まれるフォームへのアクセスが可能になるため、個人情報の漏洩や不正利用のリスクが高まります。

現在、この脆弱性の修正済みバージョンは提供されていません。
したがって、このプラグインを使用している場合は、セキュリティ対策を強化する必要があります。
具体的な対策としては、プラグインのアップデートがリリースされ次第、すぐに適用することや、不要な機能やアクセス権限を制限することが挙げられます。

また、セキュリティ対策だけでなく、定期的なバックアップの作成やセキュリティプラグインの導入なども推奨されます。
これにより、万が一の攻撃やデータの損失に備えることができます。

以上、WordPressのプラグインであるApplyOnline – Application Form Builder and Managerに存在するCVE-2023-46080という脆弱性について紹介しました。
この脆弱性に対する対策を行うことで、セキュリティリスクを最小限に抑えることができます。

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