【Plugin】『Permalinks Customizer』(versions 2.8.2 以下) Cross Site Request Forgery (CSRF)の脆弱性

WordPressのPermalinks Customizerには、CVE-2023-45103という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、バージョン2.8.2以下のPermalinks Customizerに影響を与えます。
現在、この脆弱性を修正したバージョンは存在していません。

この脆弱性は、Cross Site Request Forgery(CSRF)という種類の攻撃に関連しています。
CSRF攻撃は、攻撃者がユーザーの代わりに意図しない操作を実行させることができる攻撃手法です。
具体的には、Permalinks Customizerを利用しているユーザーが、悪意のあるウェブサイトにアクセスした際に、攻撃者が意図した操作を実行させることが可能となります。

この脆弱性により、攻撃者はユーザーのアカウント情報や個人情報を盗み出したり、不正な操作を行ったりすることができます。
また、攻撃者はユーザーの信頼を悪用して、さまざまな詐欺行為やマルウェアの拡散などを行う可能性もあります。

現在、この脆弱性を修正したバージョンは提供されていませんので、Permalinks Customizerを利用しているユーザーは注意が必要です。
セキュリティ対策としては、常に最新のバージョンにアップデートすることや、信頼できるウェブサイトのみにアクセスすることが重要です。
また、セキュリティプラグインの導入や、不審なアクセスや操作が行われた場合には速やかに報告することも推奨されます。

WordPressの脆弱性には常に注意が必要であり、セキュリティ対策を怠らないようにすることが重要です。

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