【Plugin】『User Location and IP』(versions 1.6 以下) Cross Site Scripting (XSS)の脆弱性

WordPressのUser Location and IPプラグインには、CVE-2023-31217という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、バージョン1.6以下のプラグインに影響を与えます。

この脆弱性は、Cross Site Scripting(XSS)という種類のものであり、攻撃者が特定のコードを挿入することで、ウェブサイトの訪問者に悪意のあるスクリプトを実行させることができます。
これにより、攻撃者はユーザーの情報を盗み出したり、セッションを乗っ取ったりすることが可能となります。

現時点では、この脆弱性の修正済みバージョンは存在していません。
したがって、ユーザーはバージョン1.6以下のUser Location and IPプラグインを使用している場合は、注意が必要です。
攻撃者は、この脆弱性を悪用してウェブサイトに侵入し、ユーザーの個人情報を盗み出す可能性があります。

ウェブサイトの管理者は、この脆弱性に対処するために、プラグインのアップデートを待つか、代替のセキュリティ対策を検討することをお勧めします。
また、ユーザーには、信頼できるウェブサイトのみを訪れるように注意するように促すことも重要です。

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