【Plugin】『CopyRightPro』(versions 2.1 以下) Cross Site Request Forgery (CSRF)の脆弱性

CopyRightProは、WordPressのプラグインであり、CVE-2023-44476という脆弱性が発見されました。
この脆弱性は、バージョン2.1以下のCopyRightProに存在します。
現在、この脆弱性を修正したバージョンは存在していません。

この脆弱性は、Cross Site Request Forgery(CSRF)という種類のものです。
CSRF攻撃は、攻撃者がユーザーの代わりに意図しない操作を実行させることができる攻撃手法です。
具体的には、攻撃者が特定のウェブサイトにユーザーを誘導し、そのウェブサイト上でユーザーの意図しない操作を実行させることが可能となります。

CopyRightProの脆弱性が悪用されると、攻撃者はユーザーのアカウントに不正な操作を行うことができます。
例えば、ユーザーのプライバシー情報の盗み出しや、不正な広告の表示などが考えられます。
また、攻撃者はユーザーのセッションを乗っ取り、ユーザーの代わりに操作を行うことができるため、重要なアクション(例:パスワード変更、アカウント削除など)を実行することも可能です。

現在、CopyRightProの開発者はこの脆弱性の修正に取り組んでおり、修正済みバージョンはまだリリースされていません。
ユーザーは、脆弱性を悪用されないようにするために、CopyRightProのバージョンを最新のものにアップデートすることを強く推奨します。
また、不審なリンクやメールには注意し、信頼できるウェブサイトからのみCopyRightProを利用するようにしましょう。

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