【Plugin】『Slider Pro』(versions 4.8.6 以下) Broken Access Controlの脆弱性

WordPressのプラグインであるSlider Proには、CVE-2023-41865という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、バージョン4.8.6以下において発見されており、4.8.7で修正されています。

この脆弱性の種類は「Broken Access Control(アクセス制御の破損)」です。
具体的には、Slider Proの影響を受けるWordPressサイトにおいて、認証されていないユーザーが制限された機能や情報にアクセスできる可能性があります。

この脆弱性が悪用されると、攻撃者は通常はアクセスできないはずの管理者機能やプライベートなコンテンツにアクセスすることができます。
また、攻撃者はサイトのデータを改ざんしたり、重要な情報を盗み出したりすることも可能です。

幸いにも、Slider Proの開発者はこの脆弱性に対応し、4.8.7で修正を行いました。
したがって、Slider Proを最新バージョンにアップデートすることで、この脆弱性からの保護が可能です。

WordPressサイトを運営している場合は、Slider Proのバージョンを確認し、もし4.8.6以下であれば速やかにアップデートを行うことをおすすめします。
また、他のプラグインやテーマも定期的にアップデートすることで、セキュリティ上のリスクを最小限に抑えることができます。

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