【Plugin】『Starter Templates』(versions 3.2.4 以下) Server Side Request Forgery (SSRF)の脆弱性

WordPressのStarter Templatesには、CVE-2023-41804という脆弱性が見つかりました。
この脆弱性は、バージョン3.2.4以下で発見されましたが、バージョン3.2.5で修正されています。

この脆弱性は、Server Side Request Forgery(SSRF)という種類のものです。
SSRFは、攻撃者がサーバー内のリソースにアクセスするために、サーバーが信頼する外部リソースへのリクエストを送信することができる脆弱性です。

具体的には、攻撃者は特定のリクエストを送信することで、サーバー内の機密情報にアクセスしたり、内部ネットワークに侵入したりすることができます。
これにより、攻撃者はシステムの制御を奪ったり、重要なデータを盗んだりする可能性があります。

幸いにも、WordPressの開発者はこの脆弱性に対応し、バージョン3.2.5で修正を行いました。
したがって、ユーザーはできるだけ早く最新バージョンにアップデートすることを強くお勧めします。
また、セキュリティ対策として、信頼できない外部リソースへのアクセスを制限するための適切な設定やフィルタリングを行うことも重要です。

WordPressの脆弱性は、攻撃者にとって大きなリスクとなり得ます。
したがって、ユーザーは常に最新のセキュリティパッチやアップデートを適用し、セキュリティ意識を高める必要があります。

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