【Plugin】『Directorist』(versions 7.7.1 以下) Broken Access Controlの脆弱性

WordPressのプラグインであるDirectoristには、CVE-2022-47150という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、バージョン7.7.1以下で発見されており、現在は修正済みのバージョンは存在していません。

この脆弱性の種類は「Broken Access Control(アクセス制御の破損)」です。
具体的には、攻撃者が通常はアクセスできないはずの機能やデータにアクセスできる可能性があります。
これにより、攻撃者はシステム内の機密情報を取得したり、不正な操作を行ったりすることができます。

Directoristは、ビジネスディレクトリやクラシファイド広告などのウェブサイトを作成するための便利なプラグインですが、この脆弱性によりセキュリティ上のリスクが生じる可能性があります。
したがって、Directoristを使用している場合は、バージョン7.7.1以下を使用しているかどうかを確認し、できるだけ早く最新の修正済みバージョンがリリースされるのを待つか、セキュリティ対策を行うことをおすすめします。

セキュリティ対策としては、まずはDirectoristの公式ウェブサイトや開発者からの情報を確認し、修正済みバージョンがリリースされた場合はアップデートを行うことが重要です。
また、不要な機能やデータへのアクセスを制限するために、アクセス制御の設定を適切に行うことも有効です。
さらに、WordPress全体のセキュリティ対策として、強力なパスワードの使用や定期的なバックアップの作成なども推奨されます。

Directoristを使用している場合は、この脆弱性に関する情報を把握し、適切な対策を行うことで、ウェブサイトのセキュリティを向上させることができます。
セキュリティは常に重要な要素であるため、定期的なアップデートやセキュリティ対策の実施を怠らないようにしましょう。

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