【Plugin】『WP Remote Users Sync』(versions 1.2.12 以下) Server Side Request Forgery (SSRF)の脆弱性

WordPressのプラグインであるWP Remote Users Syncには、重大な脆弱性が発見されました。
この脆弱性は、CVE-2023-3958として知られています。

脆弱性が存在するのは、バージョン1.2.12以下のWP Remote Users Syncです。
このバージョンを使用している場合、攻撃者はサーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)と呼ばれる攻撃手法を利用して、サーバー内のリソースにアクセスすることができます。

具体的には、攻撃者は特定のリクエストを送信することで、サーバー内の他のリソースにアクセスすることができます。
これにより、攻撃者は機密情報へのアクセスや、サーバーの制御を奪うなどの悪意のある行為を行う可能性があります。

幸いなことに、開発者はこの脆弱性に対処し、バージョン1.2.13で修正を行いました。
したがって、WP Remote Users Syncのユーザーは、できるだけ早く最新バージョンにアップデートすることを強くお勧めします。

脆弱性の修正を行わない場合、攻撃者による不正アクセスやデータ漏洩のリスクが高まります。
また、サーバーの安全性にも影響を及ぼす可能性があるため、積極的な対策が求められます。

WP Remote Users Syncのユーザーは、公式ウェブサイトやプラグインの管理画面から最新バージョンの入手とインストールを行うことで、脆弱性からの保護を確保することができます。
定期的なアップデートの実施は、WordPressサイトのセキュリティを維持するために重要な手段です。

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