【Plugin】『Clone』(versions 2.3.7 以下) Broken Access Controlの脆弱性

WordPressの脆弱性について、特に対象となるのはCloneというプラグインです。
この脆弱性のCVE番号はCVE-2023-0958です。
この脆弱性は、Broken Access Control(破損したアクセス制御)という種類のものです。

この脆弱性が存在すると、攻撃者はCloneプラグインを通じて不正なアクセスを行うことができます。
具体的には、Cloneプラグインが提供する機能を悪用して、通常は制限されているはずの操作やデータへのアクセスを行うことが可能となります。

幸いなことに、この脆弱性は修正されたバージョンである2.3.8で解決されています。
したがって、Cloneプラグインを使用しているWordPressサイトの管理者は、最新のバージョンにアップデートすることを強く推奨します。

脆弱性の存在は、攻撃者による不正なアクセスやデータの漏洩、改ざんなどのリスクを引き起こす可能性があります。
そのため、WordPressサイトの管理者は、定期的なアップデートとセキュリティ対策の実施を行うことが重要です。
また、不要なプラグインやテーマの削除、強力なパスワードの使用、アクセス制御の設定など、セキュリティ対策の基本的な手順も忘れずに行うようにしましょう。

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