【Plugin】『Redirect Redirection』(versions 1.1.3 以下) Cross Site Request Forgery (CSRF)の脆弱性

WordPressの脆弱性「Redirect Redirection」についてご紹介します。
この脆弱性のCVE番号はCVE-2023-3977です。
この脆弱性は、Cross Site Request Forgery(CSRF)という種類の攻撃に関連しています。

Redirect Redirectionは、WordPressのプラグインの1.1.4以前のバージョンに存在する脆弱性です。
この脆弱性が悪用されると、攻撃者はユーザーのブラウザを操作し、意図しないリダイレクトを行うことができます。
具体的には、攻撃者はユーザーを信頼できないウェブサイトに誘導することが可能となります。

この脆弱性により、攻撃者はユーザーのセッションを乗っ取り、悪意のあるウェブサイトにリダイレクトさせることで、ユーザーの個人情報や認証情報を盗み出す可能性があります。
また、攻撃者はユーザーをフィッシングサイトに誘導し、クレジットカード情報やパスワードなどの重要な情報を入手することもできます。

幸いにも、この脆弱性は修正されたバージョン1.1.4で解決されています。
したがって、WordPressのユーザーは最新のバージョンにアップデートすることを強くお勧めします。
また、セキュリティ対策として、信頼できるソースからのみプラグインをダウンロードし、不要なプラグインは削除することも重要です。

WordPressの脆弱性「Redirect Redirection」に対する注意と対策を講じることで、ユーザーのセキュリティとプライバシーを守ることができます。

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