【Plugin】『ShopConstruct – Product Catalog, Shopping Cart and eCommerce solution for Store』(versions 1.1.2 以下) Cross Site Scripting (XSS)の脆弱性

WordPressの脆弱性についてお知らせします。
今回の対象は「ShopConstruct – Product Catalog, Shopping Cart and eCommerce solution for Store」です。
このプラグインにはCVE番号「CVE-2023-34011」が割り当てられており、修正されたバージョンはまだ存在しません。

この脆弱性の種類は「Cross Site Scripting (XSS)」です。
XSS攻撃は、攻撃者が悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーのブラウザ上で実行させることができる攻撃手法です。
ShopConstructプラグインには、このような攻撃を受ける可能性がある脆弱性が存在します。

この脆弱性により、攻撃者はユーザーのセッション情報や個人情報を盗み出したり、不正な操作を行ったりすることができます。
また、被害を受けたユーザーは、信頼性の低いサイトにリダイレクトされたり、悪意のある広告やリンクに誘導されたりする可能性もあります。

現時点では、この脆弱性に対する修正されたバージョンは提供されていません。
したがって、ShopConstructプラグインを使用しているユーザーは、注意が必要です。
セキュリティ対策としては、以下の点に留意することが重要です。

1. プラグインのアップデート情報を定期的に確認し、修正されたバージョンがリリースされた場合は速やかにアップデートすること。

2. 不要なプラグインやテーマを削除し、最新のバージョンにアップデートすること。

3. セキュリティプラグインを導入し、不正なアクセスや攻撃を検知・防御すること。

4. ユーザーに対しては、信頼性の低いリンクや添付ファイルを開かないように注意喚起すること。

以上が、ShopConstructプラグインに存在するWordPressの脆弱性についての情報です。
セキュリティ対策を怠らず、安全なウェブサイト運営に努めましょう。

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