【Plugin】『WPSchoolPress』(versions 2.2.3 以下) Broken Access Controlの脆弱性

WordPressのプラグインであるWPSchoolPressには、CVE-2023-37887という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、Broken Access Control(破損したアクセス制御)という種類のものです。

この脆弱性により、攻撃者は通常は許可されていない操作や機能にアクセスすることが可能となります。
具体的には、WPSchoolPressのアクセス制御メカニズムが正しく機能せず、認証されていないユーザーでも機密情報や特権操作にアクセスできる可能性があります。

この脆弱性は、攻撃者による悪意のある行動やデータ漏洩などのリスクを引き起こす可能性があります。
また、攻撃者はシステムに不正な変更を加えたり、他のユーザーの情報を盗んだりすることができるかもしれません。

現時点では、この脆弱性に対する修正されたバージョンは存在していません。
したがって、WPSchoolPressを使用しているユーザーは、特に注意が必要です。
セキュリティ対策としては、プラグインのアップデートがリリースされるまで、WPSchoolPressの使用を一時的に避けることが推奨されます。

また、WPSchoolPress以外のWordPressプラグインやテーマにも同様の脆弱性が存在する可能性があるため、全てのWordPressサイトのセキュリティを確保するためには、定期的なアップデートとセキュリティパッチの適用が重要です。
さらに、強力なパスワードの使用や二要素認証の導入など、追加のセキュリティ対策も検討することをおすすめします。

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