【Plugin】『Editorial Calendar』(versions 3.7.12 以下) Insecure Direct Object References (IDOR)の脆弱性

WordPressのプラグインであるEditorial Calendarには、CVE-2023-36520という脆弱性が存在します。
この脆弱性は、Insecure Direct Object References(IDOR)という種類の脆弱性です。

この脆弱性により、攻撃者は直接オブジェクトへの参照を行うことができ、機密情報へのアクセスや不正な操作が可能となります。
具体的には、攻撃者は編集カレンダーの機能を悪用し、他のユーザーの予定や記事などの情報にアクセスすることができます。

この脆弱性は、修正されたバージョンがまだ存在していません。
したがって、現時点ではセキュリティパッチが提供されていないため、攻撃者による悪用のリスクが高まっています。

WordPressのユーザーは、Editorial Calendarプラグインを使用している場合は特に注意が必要です。
セキュリティ対策としては、まずはプラグインのアップデートを常に行うことが重要です。
また、不要な機能やアクセス権限を制限することも有効な対策となります。

さらに、セキュリティプラグインの導入やウェブサイトの監視、定期的なバックアップの作成なども推奨されます。
これらの対策を講じることで、Editorial Calendarプラグインの脆弱性によるリスクを最小限に抑えることができます。

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