【Plugin】『USM Premium』(versions 16.3 未満) Cross Site Scripting (XSS)の脆弱性

WordPressの脆弱性についてお知らせします。
今回の対象はUSM Premiumであり、CVE番号はCVE-2023-1166です。
この脆弱性はCross Site Scripting(XSS)という種類のものです。

XSSとは、攻撃者が不正なスクリプトを注入し、ユーザーのブラウザ上で実行させることができる脆弱性です。
具体的には、ユーザーが特定のウェブページにアクセスした際に、攻撃者が用意したスクリプトが実行され、ユーザーの情報が盗まれたり、不正な操作が行われたりする可能性があります。

幸いにも、この脆弱性は修正されたバージョン16.3で解消されています。
したがって、USM Premiumのユーザーは最新バージョンにアップデートすることで、この脆弱性から保護されることができます。

脆弱性に対する対策としては、常に最新のバージョンにアップデートすることが重要です。
また、信頼できるソースからのみプラグインやテーマをインストールし、不要なものは削除することも推奨されます。
さらに、セキュリティプラグインの導入や、入力フォームの検証なども有効な対策となります。

WordPressの脆弱性には常に注意が必要です。
定期的なアップデートとセキュリティ対策の実施を行うことで、安全なウェブサイト運営を維持することができます。

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