【plugin】『Associados Amazon Plugin』(versions 0.8 以下) Cross-Site Request Forgery to Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Associados Amazon Plugin
  • 影響バージョン: 0.8 以下
  • 脆弱性タイプ: Cross-Site Request Forgery to Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2025-12403
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/brzon/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Associados Amazon Plugin」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Cross-Site Request Forgery(CSRF)とStored Cross-Site Scripting(XSS)の組み合わせによるものです。

攻撃者は、ユーザーが意図しない操作を行わせるために、悪意のあるリクエストを送信することが可能です。

さらに、このリクエストを通じて、悪意のあるスクリプトを保存し、他のユーザーがそのスクリプトを実行するように仕向けることができます。

このような攻撃が成功すると、ユーザーのセッション情報が盗まれたり、サイトの表示内容が改ざんされたりする可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティの問題であるCSRFとXSSの組み合わせによって発生しています。

CSRFは、ユーザーが意図しない操作を行わせる攻撃手法であり、XSSは悪意のあるスクリプトを実行させる攻撃手法です。

これらの脆弱性は、Webアプリケーションのセキュリティを脅かすものであり、過去にも多くの事例が報告されています。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームでは、影響が大きいため、注意が必要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者によるアップデートを待つことが一般的です。

しかし、現時点では修正済みバージョンが提供されていないため、プラグインの使用を一時的に停止することが推奨されます。

また、CSRFトークンの実装や、入力データの適切なエスケープ処理を行うことで、脆弱性のリスクを軽減することが可能です。

これらの対策を行わない場合、サイトのセキュリティが脅かされ、ユーザー情報の漏洩やサイトの改ざんといった深刻な影響を受ける可能性があります。

専門用語の解説

  • Cross-Site Request Forgery (CSRF): ユーザーが意図しない操作を行わせる攻撃手法。
  • Stored Cross-Site Scripting (XSS): 悪意のあるスクリプトを保存し、他のユーザーに実行させる攻撃手法。
  • セッション情報: ユーザーがWebサイトにログインしている状態を維持するための情報。
  • エスケープ処理: 特殊文字を無害化するための処理。

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