【plugin】『Bootstrap Multi-language Responsive Portfolio』(versions 1.0 以下) Authenticated (Admin+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Bootstrap Multi-language Responsive Portfolio
  • 影響バージョン: 1.0 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Admin+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2025-11753
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/bootstrap-multi-language-responsive-portfolio/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Bootstrap Multi-language Responsive Portfolio」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、管理者権限を持つユーザーが特定の入力フィールドに悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

攻撃者がこの脆弱性を利用すると、他の管理者がそのスクリプトを実行してしまう可能性があります。

これにより、サイトの管理画面で不正な操作が行われたり、情報が盗まれたりするリスクがあります。

影響を受けるバージョンは1.0以下であり、現時点で修正済みバージョンは不明です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、管理者権限を持つユーザーが影響を受けるため、サイト全体のセキュリティに重大な影響を及ぼす可能性があります。

過去にも同様の脆弱性が多くのプラグインで発見されており、開発者は入力データの検証とサニタイズを徹底することが求められています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者によるアップデートを待つことが最も効果的です。

それまでの間、管理者権限を持つユーザーのアクセスを制限し、信頼できるユーザーのみが管理画面にアクセスできるようにすることが推奨されます。

修正を行わない場合、サイトの管理画面が攻撃者によって操作されるリスクがあり、サイト全体の信頼性が損なわれる可能性があります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーのブラウザで実行させる攻撃手法。
  • サニタイズ: 入力データを安全に処理するために、不正なコードを除去または無害化すること。
  • 管理者権限: システムやアプリケーションの設定を変更できる最上位の権限。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2025 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る