【plugin】『My auctions allegro』(versions 3.6.31 以下) Authenticated (Admin+) SQL Injectionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: My auctions allegro
  • 影響バージョン: 3.6.31 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Admin+) SQL Injection
  • CVE ID: CVE-2025-10048
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/my-auctions-allegro-free-edition/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「My auctions allegro」におけるSQLインジェクションの脆弱性です。

この脆弱性は、管理者権限を持つユーザーが特定の入力フィールドに悪意のあるSQLコードを挿入することで、データベースに不正な操作を行う可能性があるというものです。

攻撃者はこの脆弱性を利用して、データベース内の情報を不正に取得したり、データを改ざんしたりすることができます。

影響を受けるバージョンは3.6.31以下であり、ユーザーは早急に修正済みのバージョン3.6.32にアップデートすることが推奨されます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、SQLインジェクションという一般的な攻撃手法に関連しています。

SQLインジェクションは、データベースとやり取りするアプリケーションにおいて、入力データが適切に検証されない場合に発生します。

歴史的に見ても、SQLインジェクションは多くのシステムで問題となっており、データ漏洩やシステムの不正操作の原因となることが多いです。

このため、開発者は常に入力データの検証とサニタイズを行うことが重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新のバージョン3.6.32にアップデートすることです。

アップデートを行わない場合、攻撃者によってデータベースが不正に操作されるリスクが高まります。

特に、機密情報の漏洩やデータの改ざんが発生する可能性があるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • SQLインジェクション: データベースに対する不正なSQLコードを挿入し、データを不正に操作する攻撃手法。
  • 管理者権限: システムやアプリケーションにおいて、最も高いレベルの操作権限を持つユーザーのこと。
  • サニタイズ: 入力データを安全に処理するために、不正なコードやデータを除去すること。

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