【plugin】『WP Go Maps (formerly WP Google Maps)』(versions 9.0.46 以下) Cross-Site Request Forgery to Plugin Settings Updateの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: WP Go Maps (formerly WP Google Maps)
  • 影響バージョン: 9.0.46 以下
  • 脆弱性タイプ: Cross-Site Request Forgery to Plugin Settings Update
  • CVE ID: CVE-2025-11166
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wp-google-maps/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「WP Go Maps」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Cross-Site Request Forgery(CSRF)を利用して、プラグインの設定を不正に更新される可能性があるというものです。

攻撃者は、ユーザーが意図しないリクエストを送信させることで、プラグインの設定を変更し、サイトの動作に影響を与えることができます。

この脆弱性が悪用されると、サイトの管理者権限を持たない攻撃者が、設定を変更することで、サイトの表示内容や動作を不正に操作する可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるCSRFに関連しています。

CSRFは、ユーザーが認証済みの状態であることを悪用し、攻撃者が意図しない操作を実行させる手法です。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームでは、こうした脆弱性が発見されると、多くのサイトに影響を及ぼす可能性があるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策としては、プラグインを脆弱性修正済バージョンである9.0.47にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行わない場合、攻撃者によってプラグインの設定が不正に変更され、サイトのセキュリティや信頼性が損なわれるリスクがあります。

特に、サイトの管理者権限を持たない第三者による不正操作が可能となるため、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • Cross-Site Request Forgery (CSRF): ユーザーが意図しない操作を、攻撃者がユーザーの認証情報を利用して実行させる攻撃手法。
  • プラグイン: WordPressの機能を拡張するための追加モジュール。
  • バージョン: ソフトウェアの特定のリリースを示す番号。
  • アップデート: ソフトウェアを最新の状態に更新すること。

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