今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「WP Shortcodes Plugin — Shortcodes Ultimate」における脆弱性についてです。
この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。
具体的には、’data-url’ 属性を通じて、ストアドXSS攻撃が可能となります。
この攻撃により、攻撃者は他のユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することができ、情報の窃取やセッションの乗っ取りといった被害が発生する可能性があります。
この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティの問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。
XSSは、ユーザーが入力したデータを適切にエスケープせずに表示することで発生します。
特に、WordPressのようなプラットフォームでは、多くのユーザーがプラグインを利用して機能を拡張するため、こうした脆弱性が発生しやすい環境となっています。
このため、開発者は常にセキュリティを意識したコーディングが求められます。
この脆弱性に対する対策としては、プラグインをバージョン7.4.1以上に更新することが推奨されます。
更新を行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを低減することができます。
もし更新を行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まるため、早急な対応が必要です。
This record contains material that is subject to copyright
Copyright 2012-2025 Defiant Inc.
License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.