【plugin】『Easy restaurant menu manager』(versions 2.0.1 以下) Authenticated (Contributot+) Stored Cross-Site Scripting via `nsc_eprm_menu_link` Shortcodeの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Easy restaurant menu manager
  • 影響バージョン: 2.0.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributot+) Stored Cross-Site Scripting via `nsc_eprm_menu_link` Shortcode
  • CVE ID: CVE-2025-6673
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/easy-pdf-restaurant-menu-upload/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Easy restaurant menu manager」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のショートコードを通じて、認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、`nsc_eprm_menu_link` ショートコードを利用することで、攻撃者がサイトに悪意のあるJavaScriptを埋め込むことが可能となります。

このスクリプトは、他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行され、情報の漏洩や不正な操作を引き起こす可能性があります。

影響を受けるのは、バージョン2.0.1以下のプラグインを使用しているサイトです。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

XSSは、ユーザー入力を適切にサニタイズしない場合に発生し、攻撃者が悪意のあるスクリプトを他のユーザーに実行させることができます。

歴史的に見ても、XSSは多くのWebサイトで問題となっており、その影響は情報漏洩からサイトの完全な乗っ取りにまで及ぶことがあります。

このため、Web開発者は常に入力の検証とサニタイズを徹底する必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新のバージョン2.0.2に更新することです。

更新することで、脆弱性が修正され、悪意のあるスクリプトが埋め込まれるリスクを軽減できます。

もし更新を行わない場合、攻撃者によってサイトが改ざんされる可能性があり、ユーザーの信頼を失うだけでなく、法的な問題に発展する可能性もあります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃手法の一つです。
  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に呼び出すためのコードです。
  • サニタイズ: ユーザーからの入力を安全に処理するために、不正なデータを除去することです。
  • 認証されたユーザー: システムにログインし、特定の権限を持つユーザーのことです。

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