【plugin】『PayMaster for WooCommerce』(versions 0.4.31 以下) Authenticated (Subscriber+) Server-Side Request Forgeryの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: PayMaster for WooCommerce
  • 影響バージョン: 0.4.31 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Subscriber+) Server-Side Request Forgery
  • CVE ID: CVE-2025-6729
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/woocommerce-paymaster-gateway-019/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「PayMaster for WooCommerce」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはサブスクライバー以上の権限を持つユーザーが、サーバーサイドでリクエストを不正に送信できるというものです。

攻撃者はこの脆弱性を利用して、サーバー上のリソースにアクセスしたり、他のシステムに対してリクエストを送信することが可能です。

その結果、情報漏洩や不正アクセスのリスクが高まる可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、サーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)と呼ばれる攻撃手法に関連しています。

SSRFは、攻撃者がサーバーに対して意図しないリクエストを送信させることで、内部ネットワークへのアクセスや、他のシステムへの攻撃を可能にするものです。

このような脆弱性は、過去にも多くのシステムで問題となっており、特にクラウドサービスやAPIを利用する環境では注意が必要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインのアップデートを行うことです。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、開発者からの公式なアップデート情報を待つ必要があります。

修正を行わない場合、サーバーが不正なリクエストを受け続けるリスクがあり、最悪の場合、サーバーの制御を奪われる可能性もあります。

専門用語の解説

  • サーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF): サーバーが意図しないリクエストを外部に送信するように仕向ける攻撃手法。
  • サブスクライバー: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、通常はコンテンツの閲覧やコメントが可能。
  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の重大度を数値で表す指標。

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