【plugin】『Portfolio for Elementor & Image Gallery | PowerFolio』(versions 3.2.0 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Custom JSの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Portfolio for Elementor & Image Gallery | PowerFolio
  • 影響バージョン: 3.2.0 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Custom JS
  • CVE ID: CVE-2025-7046
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/portfolio-elementor/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Portfolio for Elementor & Image Gallery | PowerFolio」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザーがカスタムJavaScriptを保存し、それが他のユーザーに対して実行される可能性があるというものです。

具体的には、Contributor以上の権限を持つユーザーが悪意のあるスクリプトを入力し、それが他のユーザーのブラウザで実行されることで、情報の漏洩やセッションの乗っ取りといったリスクが生じます。

このような攻撃は、特にユーザーの信頼を損なう可能性があるため、早急な対応が求められます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

XSSは、ユーザーが入力したデータが適切にサニタイズされずに他のユーザーに表示されることで発生します。

歴史的に見ても、XSSは多くのWebサイトで問題となっており、その影響は広範囲に及ぶことがあります。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームでは、影響が大きくなる可能性があるため、注意が必要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策としては、プラグインを脆弱性修正済バージョンである3.2.1にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行わない場合、悪意のあるユーザーによってサイトが攻撃され、ユーザー情報の漏洩やサイトの信頼性が損なわれるリスクがあります。

したがって、早急にアップデートを行い、サイトの安全性を確保することが重要です。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): ユーザーが入力したデータが適切に処理されずに他のユーザーに表示されることで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性。
  • サニタイズ: ユーザーからの入力を安全に処理するために、不正なデータを除去または無害化すること。
  • セッションの乗っ取り: ユーザーのセッション情報を盗み取り、そのユーザーになりすまして不正な操作を行うこと。

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