脆弱性の概要

• プラグイン/テーマ名: RD Contacto
• 影響バージョン: 1.4 以下
• 脆弱性タイプ: Cross-Site Request Forgery to Settings Update
• CVE ID: CVE-2025-5933
• 重大度: 中
• 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/rd-wapp/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「RD Contacto」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Cross-Site Request Forgery（CSRF）を利用して、プラグインの設定を不正に更新する可能性があります。

攻撃者は、ユーザーが特定の悪意のあるリンクをクリックするように誘導することで、この脆弱性を悪用することができます。

その結果、攻撃者はプラグインの設定を変更し、サイトの動作に影響を与える可能性があります。

この脆弱性は、バージョン1.4以下のRD Contactoプラグインに存在します。

脆弱性の背景

CSRFは、ユーザーが意図しない操作を第三者が行わせる攻撃手法として知られています。

この脆弱性は、ウェブアプリケーションがユーザーのリクエストを適切に検証しない場合に発生します。

特に、WordPressのような広く使用されているプラットフォームでは、こうした脆弱性が悪用されると、多くのサイトに影響を及ぼす可能性があります。

そのため、CSRF対策は非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者が提供する更新版を適用することです。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明です。

したがって、ユーザーはプラグインの公式ページを定期的に確認し、更新情報を待つことが推奨されます。

修正を行わない場合、攻撃者によってプラグインの設定が不正に変更され、サイトのセキュリティや機能に影響を与えるリスクがあります。

専門用語の解説

• Cross-Site Request Forgery (CSRF): ユーザーが意図しない操作を第三者が行わせる攻撃手法。
• CVSS: 共通脆弱性評価システム。
  脆弱性の重大度を評価するための基準。
• CVE: 共通脆弱性識別子。
  特定の脆弱性に対する一意の識別番号。

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