【plugin】『Ultimate Blocks – WordPress Blocks Plugin』(versions 3.3.3 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Multiple Widgetsの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Ultimate Blocks – WordPress Blocks Plugin
  • 影響バージョン: 3.3.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Multiple Widgets
  • CVE ID: CVE-2025-2918
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/ultimate-blocks/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Ultimate Blocks」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存し、他のユーザーがそのスクリプトを実行してしまう可能性があるというものです。

具体的には、複数のウィジェットを通じて、認証された寄稿者以上の権限を持つユーザーが、意図的に悪意のあるコードを挿入することが可能です。

この脆弱性が悪用されると、サイトの訪問者に対して不正な操作を行わせたり、情報を盗み取ることができるため、非常に注意が必要です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

XSSは、ユーザーが入力したデータを適切に検証せずに表示することで発生します。

歴史的に見ても、XSSは多くのWebサイトで問題となっており、特にユーザー生成コンテンツを扱うプラットフォームでは注意が必要です。

このような脆弱性が存在することで、攻撃者はユーザーのセッションを乗っ取ったり、フィッシング攻撃を行うことが可能となります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新バージョンである3.3.4にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、悪意のある攻撃からサイトを保護することができます。

もしアップデートを行わない場合、サイトのセキュリティが脅かされ、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクが高まります。

また、サイトの信頼性が損なわれる可能性もあるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを挿入し、ユーザーのブラウザで実行させる攻撃手法。
  • 認証されたユーザー: システムにログインし、特定の権限を持つユーザー。
  • ウィジェット: Webページに追加できる小さな機能やコンテンツのモジュール。
  • フィッシング攻撃: 偽のWebサイトやメールを使って、ユーザーの個人情報を盗み取る詐欺行為。

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