【plugin】『Social Sharing Plugin – Sassy Social Share』(versions 3.3.75 以下) Reflected Cross-Site Scripting via ‘heateor_mastodon_share’ Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Social Sharing Plugin – Sassy Social Share
  • 影響バージョン: 3.3.75 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via ‘heateor_mastodon_share’ Parameter
  • CVE ID: CVE-2025-5528
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/sassy-social-share/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Social Sharing Plugin – Sassy Social Share」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のパラメータを通じて反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)が可能になるというものです。

具体的には、攻撃者が悪意のあるスクリプトを含むURLを生成し、ユーザーがそのURLをクリックすると、スクリプトが実行される可能性があります。

これにより、ユーザーのブラウザ上で任意のコードが実行され、個人情報の漏洩やセッションの乗っ取りといったリスクが生じる恐れがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける入力値の適切なサニタイズが行われていないことに起因しています。

歴史的に見ても、クロスサイトスクリプティングはWebセキュリティにおける一般的な問題であり、多くのサイトで同様の脆弱性が発見されています。

特に、ソーシャルシェアリング機能を持つプラグインは、ユーザーが生成するコンテンツを扱うため、こうした脆弱性が発生しやすいと言えます。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン3.3.76以上に更新することが推奨されます。

更新を行わない場合、攻撃者による不正なスクリプトの実行を許してしまう可能性があり、ユーザーのセキュリティが脅かされるリスクがあります。

したがって、早急なアップデートが必要です。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーのブラウザで実行させる攻撃手法。
  • サニタイズ: 入力データを安全に処理するために、不正なコードやデータを除去すること。
  • セッションの乗っ取り: ユーザーのセッション情報を盗み、なりすまして不正アクセスを行うこと。

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