【plugin】『LTL Freight Quotes – Freightview Edition』(versions 1.0.11 以下) Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting via `expiry_date` Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: LTL Freight Quotes – Freightview Edition
  • 影響バージョン: 1.0.11 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting via `expiry_date` Parameter
  • CVE ID: CVE-2025-5303
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/ltl-freight-quotes-freightview-edition/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「LTL Freight Quotes – Freightview Edition」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のパラメータを通じて、認証されていないユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、`expiry_date` パラメータを利用して、攻撃者がスクリプトを注入し、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトが実行される可能性があります。

このような攻撃は、ユーザーのセッション情報を盗むことや、フィッシング詐欺のページを表示することに利用されることがあります。

影響範囲は広く、特に管理者権限を持つユーザーが被害に遭うと、サイト全体が乗っ取られるリスクもあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

XSSは、ユーザー入力を適切にサニタイズしない場合に発生しやすく、過去にも多くのWebサービスで問題となってきました。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームでは、影響が大きくなるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである1.0.12にアップデートすることです。

アップデートを行わない場合、サイトが攻撃者に乗っ取られるリスクが高まります。

また、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性もあるため、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): 悪意のあるスクリプトをWebページに注入し、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトを実行させる攻撃手法。
  • サニタイズ: ユーザーからの入力を安全に処理するために、不正なコードを除去または無効化すること。
  • フィッシング詐欺: 偽のWebサイトを使ってユーザーの個人情報を盗む詐欺行為。

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