【plugin】『Wise Chat』(versions 3.3.2 以下) Unauthenticated Sensitive Information Exposure Through Unprotected Directoryの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Wise Chat
  • 影響バージョン: 3.3.2 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Sensitive Information Exposure Through Unprotected Directory
  • CVE ID: CVE-2024-13613
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wise-chat/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Wise Chat」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、未認証のユーザーが保護されていないディレクトリを通じて、機密情報にアクセスできる可能性があるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のURLにアクセスすることで、通常は非公開であるべき情報を取得することが可能となります。

この脆弱性が悪用されると、ユーザーの個人情報やプライベートなチャット内容が漏洩するリスクがあります。

そのため、影響を受けるバージョンを使用している場合は、早急な対応が求められます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ディレクトリの保護が不十分であることに起因しています。

WordPressプラグインは多くのユーザーに利用されており、その中での情報漏洩は重大な問題となります。

過去にも同様の脆弱性が発見されており、情報セキュリティの観点からも重要な課題です。

特に、チャットプラグインはユーザー間のコミュニケーションを支える重要なツールであるため、その安全性は非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策としては、プラグインを脆弱性修正済バージョンである3.3.4にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行わない場合、機密情報が漏洩するリスクが高まります。

また、プラグインの設定を見直し、ディレクトリのアクセス制限を適切に設定することも重要です。

これにより、未認証のユーザーによる不正アクセスを防ぐことができます。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準です。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するためのシステムです。
  • 未認証: 認証されていない、つまりログインしていない状態を指します。
  • ディレクトリ: ファイルやフォルダを整理するための構造で、コンピュータ上のデータを管理するために使用されます。

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