【plugin】『Bon Toolkit』(versions 1.3.2 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Bon Toolkit
  • 影響バージョン: 1.3.2 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2025-4589
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/bon-toolkit/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Bon Toolkit」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、特にContributor以上の権限を持つユーザーによって悪用される可能性があります。

具体的には、攻撃者が悪意のあるスクリプトを保存し、他のユーザーがそのスクリプトを実行することで、情報の漏洩やセッションの乗っ取りが発生する可能性があります。

このような攻撃は、ウェブサイトの信頼性を損なうだけでなく、ユーザーの個人情報を危険にさらすことになります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ウェブアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)に関連しています。

XSSは、ユーザーが入力したデータを適切に検証せずに表示することで発生します。

過去にも多くのウェブサイトやアプリケーションで同様の脆弱性が発見されており、その影響は広範囲に及ぶことがあります。

このため、開発者は常に入力データの検証とサニタイズを行うことが重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者によるアップデートを待つことが推奨されます。

また、サイト管理者は、影響を受けるバージョンを使用している場合、できるだけ早くプラグインを無効化するか、権限のあるユーザーの管理を厳格に行うことが重要です。

これを行わない場合、サイトのセキュリティが脅かされ、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクがあります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): ウェブアプリケーションの脆弱性の一つで、悪意のあるスクリプトが他のユーザーのブラウザで実行されることを指します。
  • サニタイズ: 入力データを安全に処理するために、不正なコードやデータを除去することを指します。
  • Contributor: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、投稿の作成はできるが公開はできない権限を持ちます。

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