【plugin】『Xavin's List Subpages』(versions 1.3 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Xavin's List Subpages
  • 影響バージョン: 1.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2025-4220
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/xavins-list-subpages/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Xavin's List Subpages」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザー、特にContributor以上の権限を持つユーザーが、悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

このスクリプトは、他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行される可能性があります。

結果として、ユーザーのブラウザ上で不正な操作が行われたり、セッション情報が盗まれるリスクがあります。

このような攻撃は、サイトの信頼性を損なうだけでなく、ユーザーの個人情報が漏洩する危険性も孕んでいます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ユーザーが入力したデータを適切にエスケープせずに保存・表示することで発生します。

歴史的に見ても、XSSは多くのWebサイトで問題となっており、その影響は広範囲に及びます。

この問題を放置すると、攻撃者がサイトの管理者権限を奪取する可能性もあり、非常に重要なセキュリティ課題です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンにアップデートすることが最も効果的です。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、開発者からの公式なアップデート情報を待つ必要があります。

また、サイト管理者は、信頼できるユーザーにのみContributor以上の権限を与えるようにし、定期的にセキュリティ監査を行うことが推奨されます。

これらの対策を怠ると、サイトが攻撃者に乗っ取られるリスクが高まります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): ユーザーが入力したデータを適切に処理せずに表示することで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化する処理のこと。
    これにより、スクリプトの実行を防ぐことができます。
  • セッション情報: ユーザーがWebサイトにログインしている状態を維持するための情報。
    これが盗まれると、攻撃者がそのユーザーになりすますことが可能になります。

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