【plugin】『Relevanssi – A Better Search』(versions 4.24.3 以下) Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting via Search Highlightsの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Relevanssi – A Better Search
  • 影響バージョン: 4.24.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting via Search Highlights
  • CVE ID: CVE-2025-4054
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/relevanssi/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Relevanssi – A Better Search」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のバージョンにおいて、認証されていないユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、検索ハイライト機能を通じて、攻撃者がスクリプトを注入し、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトが実行される可能性があります。

このような攻撃は、ユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行することができ、情報の窃取やセッションの乗っ取りといった深刻な影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ユーザー入力を適切にサニタイズせずに保存することが原因で発生します。

過去にも同様の脆弱性が多くのWebサービスで発見されており、その影響の大きさから、開発者にとっては常に注意が必要な問題です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである4.24.4にアップデートすることです。

アップデートを行わない場合、攻撃者による不正なスクリプトの注入が可能となり、サイトの利用者に対して重大なセキュリティリスクをもたらす可能性があります。

したがって、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webアプリケーションの脆弱性の一つで、攻撃者が悪意のあるスクリプトを他のユーザーのブラウザで実行させることができる。
  • サニタイズ: ユーザーからの入力を安全に処理するために、不要なコードやデータを除去すること。
  • セッションの乗っ取り: 攻撃者がユーザーのセッション情報を盗み取り、そのユーザーになりすまして不正な操作を行うこと。

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