今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「User Profile Builder」における脆弱性についてです。
この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはContributor以上の権限を持つユーザーが、ショートコードを通じて悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。
攻撃者はこの脆弱性を利用して、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトを実行させることが可能です。
これにより、ユーザーのセッション情報を盗む、フィッシング攻撃を行う、またはサイトの表示を改ざんするなどの攻撃が考えられます。
影響範囲は、該当するバージョンのプラグインを使用しているすべてのサイトに及びます。
この脆弱性は、WordPressプラグインの開発において、ユーザー入力の検証が不十分であることが原因で発生しました。
特に、ショートコードの処理において、入力されたデータがそのまま保存され、後に表示される際にスクリプトが実行される可能性があります。
このような脆弱性は、過去にも多くのプラグインで発見されており、開発者にとっては入力データの適切なサニタイズとエスケープが重要であることを再認識させる事例となっています。
この脆弱性に対する対策としては、プラグインを脆弱性修正済バージョンである3.13.7にアップデートすることが推奨されます。
アップデートを行わない場合、サイトが攻撃者によって改ざんされるリスクが高まります。
特に、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性があるため、早急な対応が必要です。
This record contains material that is subject to copyright
Copyright 2012-2025 Defiant Inc.
License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.