【plugin】『SMTP for Amazon SES – YaySMTP』(versions 1.8 以下) Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting via Email Logsの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: SMTP for Amazon SES – YaySMTP
  • 影響バージョン: 1.8 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Stored Cross-Site Scripting via Email Logs
  • CVE ID: CVE-2025-3434
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/smtp-amazon-ses/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「SMTP for Amazon SES – YaySMTP」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン1.8以下に存在し、未認証の状態でストアドXSS攻撃が可能となるものです。

具体的には、攻撃者が特定のメールログを通じて悪意のあるスクリプトを保存し、管理者がそのログを閲覧した際にスクリプトが実行される可能性があります。

これにより、攻撃者は管理者権限を乗っ取ることができ、サイト全体のセキュリティが脅かされる危険性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、メールログの処理における入力検証の不備から発生しています。

WordPressプラグインは多くのユーザーに利用されており、その中でのセキュリティホールは大きな影響を及ぼす可能性があります。

特に、未認証の攻撃が可能な脆弱性は、攻撃者にとって非常に魅力的なターゲットとなります。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインで発見されており、開発者は常に最新のセキュリティ対策を講じる必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインをバージョン1.9にアップデートすることです。

アップデートにより、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを大幅に低減できます。

もしアップデートを行わない場合、サイトが攻撃者に乗っ取られる可能性があり、データの漏洩や改ざんといった深刻な被害を受ける恐れがあります。

専門用語の解説

  • ストアドXSS: ユーザーの入力をサーバーに保存し、後に他のユーザーがそのデータを閲覧した際にスクリプトが実行される攻撃手法です。
  • 未認証: 認証を必要とせずにアクセスできる状態を指します。
  • 管理者権限: サイトの全ての機能にアクセスできる最高レベルの権限です。

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