【plugin】『Accredible Certificates & Open Badges』(versions 1.4.9 以下) Authenticated (Administrator+) SQL Injection via orderby Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Accredible Certificates & Open Badges
  • 影響バージョン: 1.4.9 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Administrator+) SQL Injection via orderby Parameter
  • CVE ID: CVE-2024-13909
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/accredible-certificates/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Accredible Certificates & Open Badges」におけるSQLインジェクションの脆弱性です。

この脆弱性は、管理者権限を持つユーザーが特定のパラメータを操作することで、データベースに不正なクエリを実行できる可能性があります。

具体的には、「orderby」パラメータを通じてSQLインジェクションが行われる可能性があり、これによりデータベース内の情報が漏洩したり、改ざんされたりするリスクがあります。

この脆弱性は、バージョン1.4.9以下のプラグインに影響を及ぼします。

脆弱性の背景

SQLインジェクションは、ウェブアプリケーションにおいて非常に一般的な脆弱性の一つです。

データベースとアプリケーション間の通信において、入力値が適切に検証されない場合に発生します。

この脆弱性は、過去にも多くのウェブサイトで問題となっており、攻撃者がデータベースに直接アクセスする手段として悪用されることがあります。

そのため、SQLインジェクションの防止は、ウェブアプリケーションのセキュリティにおいて非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者によるアップデートを待つことです。

ユーザーは、プラグインの公式ページを定期的に確認し、修正済みのバージョンがリリースされた際には速やかにアップデートを行うことが推奨されます。

修正を行わない場合、データベースの情報漏洩や改ざんといった重大なリスクが存在します。

専門用語の解説

  • SQLインジェクション: データベースに対する不正なSQLクエリを実行する攻撃手法の一つです。
  • パラメータ: プログラムや関数に渡される値のことです。
  • データベース: データを整理して保存するためのシステムです。
  • クエリ: データベースに対して行う問い合わせや操作の命令です。

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