【plugin】『azurecurve Shortcodes in Comments』(versions 2.0.2 以下) Unauthenticated Arbitrary Shortcode Executionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: azurecurve Shortcodes in Comments
  • 影響バージョン: 2.0.2 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Arbitrary Shortcode Execution
  • CVE ID: CVE-2025-2809
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/azurecurve-shortcodes-in-comments/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「azurecurve Shortcodes in Comments」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されていないユーザーが任意のショートコードを実行できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストを送信することで、サイト上で意図しない動作を引き起こす可能性があります。

この脆弱性が悪用されると、サイトの表示内容が改ざんされたり、他の攻撃の足掛かりにされる恐れがあります。

影響を受けるバージョンは2.0.2以下であり、ユーザーは早急な対応が求められます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressのプラグインが提供するショートコード機能に起因しています。

ショートコードは、ユーザーが簡単にコンテンツを追加できる便利な機能ですが、適切な権限管理が行われていない場合、悪意のあるユーザーによって悪用されるリスクがあります。

過去にも同様の脆弱性が報告されており、特に人気のあるプラグインでは注意が必要です。

このような脆弱性は、サイトの信頼性を損なうだけでなく、ユーザーのデータを危険にさらす可能性があるため、非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインのアップデートが推奨されます。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、プラグインの使用を一時的に停止することも検討すべきです。

また、サイトのアクセスログを確認し、不審なアクセスがないかをチェックすることも重要です。

これらの対策を行わない場合、サイトが攻撃者によって改ざんされるリスクが高まります。

専門用語の解説

  • ショートコード: WordPressで使用される簡単なコードで、特定の機能やコンテンツを簡単に追加するためのものです。
  • 認証されていないユーザー: サイトにログインしていない、または特定の権限を持たないユーザーのことです。
  • 改ざん: データや情報を不正に変更することを指します。
  • アクセスログ: サイトへのアクセス履歴を記録したものです。

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