【plugin】『CC-IMG-Shortcode』(versions 1.1.0 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: CC-IMG-Shortcode
  • 影響バージョン: 1.1.0 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2025-1559
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/cc-img-shortcode/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「CC-IMG-Shortcode」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはContributor以上の権限を持つユーザーによって悪用される可能性があります。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、悪意のあるスクリプトを保存し、他のユーザーがそのスクリプトを実行するように仕向けることができます。

これにより、ユーザーのブラウザ上で任意のコードが実行され、情報の漏洩やセッションの乗っ取りといった深刻な影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ユーザーが入力したデータを適切にエスケープせずに保存し、他のユーザーに表示する際に発生します。

WordPressのようなプラットフォームでは、多くのユーザーがコンテンツを作成・編集するため、こうした脆弱性が発生しやすい環境となっています。

このため、開発者は常に入力データの検証とエスケープ処理を徹底する必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者によるアップデートを待つことです。

ユーザーは、プラグインの公式ページを定期的に確認し、修正済みのバージョンがリリースされた際には速やかにアップデートを行うことが推奨されます。

修正を行わない場合、攻撃者によってサイトが改ざんされるリスクが高まり、ユーザーの信頼を失う可能性があります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): 悪意のあるスクリプトを他のユーザーのブラウザで実行させる攻撃手法。
  • エスケープ処理: 特殊文字を無害化するための処理。
  • Contributor: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、投稿の作成が可能。

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