今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「WPForms」における脆弱性についてです。
この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザー、具体的には「Contributor」以上の権限を持つユーザーが、悪意のあるスクリプトをフォームのフィールドに保存できるというものです。
このスクリプトは、他のユーザーがそのフォームを表示した際に実行される可能性があります。
結果として、攻撃者は他のユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行したり、セッション情報を盗んだりすることができるため、非常に危険です。
この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。
特に、ユーザーが入力したデータを適切にエスケープせずに保存・表示することが原因で発生します。
過去にも同様の脆弱性が多くのWebサービスで発見されており、ユーザーの信頼を損なう重大な問題となることがあります。
この脆弱性を修正するためには、WPFormsプラグインをバージョン1.9.3.2以上に更新することが推奨されます。
更新を行わない場合、悪意のあるユーザーによってサイトが攻撃されるリスクが高まります。
特に、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性があるため、早急な対応が必要です。
This record contains material that is subject to copyright
Copyright 2012-2025 Defiant Inc.
License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.