【plugin】『DSGVO All in one for WP』(versions 4.6 以下) Cross-Site Request Forgery to Account Deletionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: DSGVO All in one for WP
  • 影響バージョン: 4.6 以下
  • 脆弱性タイプ: Cross-Site Request Forgery to Account Deletion
  • CVE ID: CVE-2024-13356
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/dsgvo-all-in-one-for-wp/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「DSGVO All in one for WP」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Cross-Site Request Forgery(CSRF)を利用して、ユーザーのアカウントを削除する可能性があるというものです。

攻撃者は、ユーザーがログインしている状態で特定の悪意あるリンクをクリックさせることで、この脆弱性を悪用することができます。

その結果、ユーザーのアカウントが意図せず削除される危険性があります。

この脆弱性は、バージョン4.6以下で確認されており、ユーザーのデータやアカウントの安全性に重大な影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、CSRFという一般的なウェブアプリケーションの脆弱性に関連しています。

CSRFは、ユーザーが意図しない操作を第三者が実行させる攻撃手法で、特にセッション管理が不十分な場合に発生しやすいです。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやウェブサービスで発見されており、ユーザーのデータ保護の観点から非常に重要な問題とされています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである4.7にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、CSRF攻撃によるアカウント削除のリスクを軽減できます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によってアカウントが削除される可能性があり、データの損失やサービスの利用停止といった深刻な影響を受けることがあります。

専門用語の解説

  • Cross-Site Request Forgery (CSRF): ユーザーが意図しない操作を第三者が実行させる攻撃手法です。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準です。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性情報の識別番号です。

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