【plugin】『Forminator Forms – Contact Form, Payment Form & Custom Form Builder』(versions 1.38.2 以下) Reflected Cross-Site Scripting via Title Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Forminator Forms – Contact Form, Payment Form & Custom Form Builder
  • 影響バージョン: 1.38.2 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via Title Parameter
  • CVE ID: CVE-2025-0470
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/forminator/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Forminator Forms」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のパラメータを通じて悪意のあるスクリプトが実行される可能性がある、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)です。

攻撃者は、ユーザーが特定のリンクをクリックするように誘導し、そのリンクに悪意のあるスクリプトを含めることで、ユーザーのブラウザ上でスクリプトを実行させることができます。

これにより、ユーザーのセッション情報が盗まれたり、フィッシング攻撃が行われたりするリスクがあります。

影響を受けるバージョンは1.38.2以下であり、ユーザーは早急にアップデートを行うことが推奨されます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるXSSの一種です。

XSSは、ユーザーが信頼するWebサイトにおいて、攻撃者がスクリプトを実行できるようにする脆弱性です。

特に、Reflected XSSは、ユーザーが特定のリンクをクリックした際にスクリプトが実行されるもので、攻撃者がユーザーを騙すために利用されることが多いです。

このような脆弱性は、ユーザーの個人情報を守るために非常に重要な問題です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新バージョンである1.38.3にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを軽減することができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まる可能性があります。

したがって、ユーザーは速やかにアップデートを行うことが重要です。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックした際に、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性の一種です。
  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準です。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、特定の脆弱性に対して一意の識別子を付与するためのシステムです。

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