【plugin】『SeatReg』(versions 1.56.0 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: {{<翻訳不可>SeatReg}}
  • 影響バージョン: {{1.56.0 以下}}
  • 脆弱性タイプ: {{Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting}}
  • CVE ID: {{CVE-2024-13463}}
  • 重大度: {{中}}
  • 公式ページURL: {{https://wordpress.org/plugins/seatreg/}}

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「SeatReg」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはContributor以上の権限を持つユーザーによって悪用される可能性があります。

攻撃者は、特定のスクリプトを保存し、他のユーザーがそのスクリプトを実行するように仕向けることができます。

これにより、ユーザーのブラウザ上で任意のコードが実行され、情報の漏洩やセッションの乗っ取りといった深刻な影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ユーザーが入力したデータを適切にエスケープせずに保存し、他のユーザーに表示する際に発生します。

過去にも多くのWebサービスで同様の脆弱性が発見されており、その都度、迅速な対応が求められてきました。

このような脆弱性は、ユーザーの信頼を損なうだけでなく、サービス全体のセキュリティを脅かすため、非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新バージョンである1.56.1にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを大幅に低減できます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によってサイトが改ざんされる可能性があり、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクが高まります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webアプリケーションの脆弱性の一つで、悪意のあるスクリプトが他のユーザーのブラウザで実行される可能性がある。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化するための処理で、Webアプリケーションのセキュリティを高めるために重要な技術。
  • Contributor: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、投稿の作成が可能だが公開はできない権限を持つ。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2025 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る