【plugin】『Quiz Maker Developer』(versions 21.8.0 以下) Unauthenticated SQL Injection via idの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Quiz Maker Developer
  • 影響バージョン: 21.8.0 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated SQL Injection via id
  • CVE ID: CVE-2024-10628
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/quiz-maker/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Quiz Maker Developer」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、SQLインジェクションと呼ばれるもので、特に認証されていないユーザーによって悪用される可能性があります。

具体的には、攻撃者が特定のIDパラメータを操作することで、データベースに不正なクエリを送信し、データの漏洩や改ざんを引き起こす可能性があります。

この脆弱性が悪用されると、サイトのデータベースに保存されている情報が不正にアクセスされるリスクが高まります。

そのため、影響を受けるバージョンを使用しているサイト管理者は、早急に対応が必要です。

脆弱性の背景

SQLインジェクションは、ウェブアプリケーションにおける古典的な脆弱性の一つです。

データベースと連携するアプリケーションが、ユーザーからの入力を適切に検証せずにSQLクエリに組み込むことで発生します。

この脆弱性は、過去にも多くのウェブサイトで問題となっており、攻撃者にとっては非常に魅力的な攻撃手法です。

特に、認証が不要な形でのSQLインジェクションは、攻撃のハードルが低く、広範囲に影響を及ぼす可能性があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである21.8.0.100にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、SQLインジェクションのリスクを軽減し、サイトの安全性を確保することができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によるデータベースへの不正アクセスやデータの漏洩、改ざんといったリスクが高まります。

そのため、サイト管理者は速やかに対応することが求められます。

専門用語の解説

  • SQLインジェクション: データベースに対する不正なSQLクエリを実行する攻撃手法です。
  • 認証されていないユーザー: ログインなどの認証手続きを経ていないユーザーのことです。
  • クエリ: データベースに対する問い合わせや命令のことです。
  • データベース: データを整理して保存するためのシステムです。

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