【plugin】『Multiple Page Generator Plugin – MPG』(versions 4.0.5 以下) Authenticated (Editor+) Server-Side Request Forgery via fileUrlの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Multiple Page Generator Plugin – MPG
  • 影響バージョン: 4.0.5 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Editor+) Server-Side Request Forgery via fileUrl
  • CVE ID: CVE-2024-10705
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/multiple-pages-generator-by-porthas/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Multiple Page Generator Plugin – MPG」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザー、具体的にはエディターレベル以上の権限を持つユーザーが、サーバー側で不正なリクエストを送信できるというものです。

この攻撃手法は、Server-Side Request Forgery(SSRF)と呼ばれ、攻撃者がサーバーを介して外部または内部のリソースにアクセスすることを可能にします。

影響を受けるバージョンは4.0.5以下であり、攻撃者はこの脆弱性を利用して、サーバー内の機密情報にアクセスしたり、他のシステムへの攻撃を試みたりする可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおけるリクエスト処理の不備から生じています。

特に、ユーザーが提供する入力を適切に検証せずに外部リクエストを許可することが原因です。

SSRFは、過去にも多くのWebサービスで問題となっており、攻撃者が内部ネットワークにアクセスする手段として利用されることがあります。

このため、Webアプリケーションの開発においては、入力の検証とリクエストの制御が重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策として、プラグインをバージョン4.0.6に更新することが推奨されます。

更新を行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを軽減することができます。

もし更新を行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まる可能性があります。

したがって、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • Server-Side Request Forgery (SSRF): サーバーが攻撃者の意図したリクエストを外部または内部のリソースに対して行う脆弱性。
  • エディターレベル: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、投稿の編集や公開が可能な権限。
  • リクエスト: クライアントがサーバーに対して行うデータの要求。

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