【plugin】『Automate Hub Free by Sperse.IO』(versions 1.7.0 以下) Cross-Site Request Forgery to Activation Status Updateの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Automate Hub Free by Sperse.IO
  • 影響バージョン: 1.7.0 以下
  • 脆弱性タイプ: Cross-Site Request Forgery to Activation Status Update
  • CVE ID: CVE-2024-13683
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/automate-hub-free-by-sperse-io/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Automate Hub Free by Sperse.IO」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Cross-Site Request Forgery(CSRF)を利用して、プラグインのアクティベーションステータスを不正に更新する可能性があります。

攻撃者は、ユーザーが特定のリンクをクリックするように誘導することで、この脆弱性を悪用することができます。

その結果、ユーザーの意図しない操作が行われ、プラグインの設定が変更される恐れがあります。

このような攻撃は、特に管理者権限を持つユーザーが標的となった場合、サイト全体のセキュリティに重大な影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ウェブアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるCSRFに関連しています。

CSRFは、ユーザーが意図しない操作を行うように仕向ける攻撃手法で、特に認証済みのユーザーが標的となることが多いです。

この問題は、ウェブアプリケーションがリクエストの正当性を十分に検証していない場合に発生します。

過去にも同様の脆弱性が多くのウェブサービスで発見されており、その影響の大きさから、セキュリティ対策が求められています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンがリリースされるまで、プラグインの使用を控えることが推奨されます。

また、CSRFトークンを利用したリクエストの検証を行うことで、攻撃を防ぐことが可能です。

この対策を行わない場合、攻撃者によってプラグインの設定が不正に変更されるリスクがあり、サイトのセキュリティが脅かされる可能性があります。

専門用語の解説

  • Cross-Site Request Forgery (CSRF): ユーザーが意図しない操作を行うように仕向ける攻撃手法の一つです。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準です。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するためのシステムです。

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