【plugin】『BMLT Meeting Map』(versions 2.6.1 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: BMLT Meeting Map
  • 影響バージョン: 2.6.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-12494
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/bmlt-meeting-map/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「BMLT Meeting Map」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはContributor以上の権限を持つユーザーによって、悪意のあるスクリプトが保存される可能性があるというものです。

攻撃者はこの脆弱性を利用して、他のユーザーがそのスクリプトを実行するように仕向けることができます。

これにより、ユーザーのブラウザ上で任意のコードが実行され、情報の漏洩やセッションの乗っ取りといった深刻な影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ユーザーが入力したデータが適切にエスケープされずに保存される場合に発生します。

過去にも多くのWebサービスで同様の脆弱性が発見されており、その影響の大きさから、Webセキュリティの重要な課題とされています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンがリリースされるまで、影響を受ける機能の使用を控えることが推奨されます。

また、ユーザー権限の管理を厳格に行い、信頼できるユーザーのみがContributor以上の権限を持つように設定することも重要です。

これらの対策を行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まる可能性があります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webアプリケーションの脆弱性の一つで、悪意のあるスクリプトが他のユーザーのブラウザで実行される可能性がある問題。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化するための処理で、Webアプリケーションにおいては、ユーザー入力を安全に処理するために使用される。
  • Contributor: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、投稿の作成が可能だが公開はできない権限。

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